9. あとかたづけ&自習室

9.1. AWSリソース

本ハンズオンで作成したAWSリソース等は継続的に費用がかかるものがあるため、不要ならば削除するようにしてください

  • AWS IoT
    • ルール
    • 証明書
      1. アタッチされている “モノ” とポリシをデタッチ
      2. 証明書のDeactivate
    • “モノ”
    • ポリシ
  • AWS Lambda function
    • IAMロール
  • Amazon ESインスタンス (課金されるので注意)

9.2. BX1の初期化

下記コマンドを シリアルコンソールから 実行してください

/srv/reset/reset_bx1.sh yes

やりかたがわからない場合はチューターにご相談ください

10. 自習室

10.2. センサーデータフォーマット

センサーデータは、BX1を通過すると下記のようなJSONデータとなります このフォーマットをAWS IoT内のRule Engineや、Lambdaで処理することが可能です (jqを使って整形済み。コメントは付与されません)

10.2.1. 富士通コンポーネント社製 温度・加速度センサーデバイス “FWM8BLZ02”

{
  "deviceId": "e73a40839d8a",              // BX1の設定画面で設定したデバイスID (BX1で付与)
  "time": "2016-03-09T18:15:53.764+0900",  // 計測日時 (BX1で付与)
  "temperature": 27.22,                    // 温度 ℃
  "accelX": 0.092,                         // X方向 加速度 G
  "accelY": -0.952,                        // Y方向 加速度 G
  "accelZ": -0.113                         // Z方向 加速度 G
}

また、AWS IoTのDevice shadowで取得すると state 等、AWS IoTの属性が付与されます

{
  "state": {
    "reported": {
      "deviceId": "e73a40839d8a",
      "time": "2016-03-09T18:15:53.764+0900",
      "temperature": 27.22,
      "accelX": 0.092,
      "accelY": -0.952,
      "accelZ": -0.113
    }
  }
}

10.2.2. Texas Instruments社製 多機能/開発用センサー sensorTag CC2541

{
  "deviceId": "5c313ec027e1", // BX1の設定画面で設定したデバイスID (BX1で付与)
  "humidity": 40.7,           // 湿度 %
  "temperature": 28.6,        // 温度 ℃ (湿度センサー内)
  "objectTemp": 23.8,         // 物体温度 ℃
  "ambientTemp": 28.4,        // 周辺温度 ℃
  "gyroX": -1.4,              // ジャイロ(X軸) deg/s <角速度>
  "gyroY": 4,                 // ジャイロ(Y軸) deg/s
  "gyroZ": 0.2,               // ジャイロ(Z軸) deg/s
  "pressure": 1015.6,         // 気圧 hPa
  "accelX": 0.1,              // 加速度(X軸) G
  "accelY": 0.3,              // 加速度(Y軸) G
  "accelZ": 3.8,              // 加速度(Z軸) G
  "magX": -53.9,              // 地磁気(X軸) μT <テスラ>
  "magY": -5.2,               // 地磁気(Y軸) μT
  "magZ": 102.7,              // 地磁気(Z軸) μT
  "time": "2015-11-19T10:29:20.529+0900" // 計測日時(BX1で付与)
}

また、AWS IoTのDevice shadowで取得すると state 等、AWS IoTの属性が付与されます

{
  "state": {
    "reported": {
      "deviceId": "5c313ec027e1",
      "humidity": 40.7,
      "temperature": 28.6,
      "objectTemp": 23.8,
      "ambientTemp": 28.4,
      "gyroX": -1.4,
      "gyroY": 4,
      "gyroZ": 0.2,
      "pressure": 1015.6,
      "accelX": 0.1,
      "accelY": 0.3,
      "accelZ": 3.8,
      "magX": -53.9,
      "magY": -5.2,
      "magZ": 102.7,
      "time": "2015-11-19T10:29:20.529+0900"
    }
  }
}

10.3. BX1へシリアルコンソールでログインする

BX1 は給電用USB ケーブルが、シリアルコンソールを兼任しています

FTDIのシリアルポートドライバがインストール済みのWindows / Mac OS Xや、Linuxならば追加ドライバ不要でアクセス可能です

ID root
Password 0BSI0T (ゼロ ビー エス アイ ゼロ ティー)

e.g.) screen コマンドによるアクセス

screen /dev/ttyUSB0 115200