4. センサーとBX1の接続

本章のゴール: センサーデバイス FWM8BLZ02(以下、センサー)の温度データをBX1で受信し、WebUI上でグラフ化される

作業の位置づけ;

_images/bx1_02_overview.png

4.1. センサーをBX1に登録する

4.1.1. センサーの電源をONにする

センサー側面の電源スイッチをONにしてください

_images/bx1_02_fwm8blz02-power.png

4.1.1.1. センサーの仕様

_images/bx1_02_fwm8blz02-spec.png

4.1.2. Bluetoothの使用を開始する

  1. WebUIから [サービス] - [基本] を表示
  2. Bluetooth の使用設定を 使用する にして [保存]
_images/bx1_02_bluetooth-enable.png

4.1.3. センサーを検出して登録する

  1. WebUIから [サービス] - [Bluetooth関連] を表示
  2. Bluetooth LEデバイス検出 の [検出] をクリック
  3. 一覧の中から自分のデバイスを探し 使用設定 にチェックをして [保存]

注釈

  • Bluetooth デバイス検出の方でなく Bluetooth LEデバイス検出 を押すようにしてください
_images/bx1_02_ble-list.png

4.1.3.1. 自分のデバイスの探し方

Device Name = FWM8BLZ02 が大量に表示される可能性があります

お配りしたセンサーにはアドレスのタグが書かれており、画面上に表示されている Device Address (= MAC Address) と一致したものが、ご自分のセンサーとなりますので確認してください

_images/bx1_02_fwm8blz02-macaddress.jpg

4.1.4. 登録状況の確認

保存すると WebUI は下記のようになります

_images/bx1_02_ble-registered.png

以上でセンサーをBX1に登録できました

4.2. BX1のデータ収集設定

4.2.1. BX1のデータ収集機能を開始する

  1. WebUIから [サービス] - [基本] を表示
  2. データ収集 における データ収集 ならびに PD Handler をそれぞれ 使用する にして [保存]

注釈

  • “PD Handler” は “データ収集” を <使用する> にすると表示されます
_images/bx1_02_collector-start.png

注釈

  • データ収集を開始すると、新たにセンサーを登録をすることができなくなります
  • デバイス登録をする場合は、まず、データ収集を行わないように設定を変更してください。センサー登録を行いたい場合は、データ収集を停止することで登録が可能となります

4.2.2. BX1内へのデータ収集機能を開始する

  1. WebUIから [サービス] - [収集設定] を表示
  2. 本体内(local)使用する
_images/bx1_02_collect-setting1.png

ページ後半に移動し dev_le_0000001 の設定を下記のようにします

送信対象 送信する
取得時間間隔(ms) 1000
送信先設定 localのみにチェック

以上を確認し [保存]

_images/bx1_02_collect-setting2.png

4.2.3. グラフの表示

localへのデータ収集が開始されると、WebUI内のグラフに表示が開始されます

[サービス] - [データ表示] にて確認できます

_images/bx1_02_plot.png

ここまで到達できればゴールです

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4.3. トラブルシュート

4.3.1. データ収集状況ログの確認

WebUIから [サービス] - [収集ログ] にて、動作確認が可能です

ログ選択はそれぞれ下記のとおりです

pd-handler-stdout.log センサー <-> BX1 間の送受信状況
pd-emitter.log BX1 <-> 送信先(localやAWS IoT等) 間の送受信状況

下記画面はセンサーからのデータ読み出しが成功している場合のログ画面です。JSONが表示されているのが見てわかります

_images/bx1_02_log.png

4.3.2. pd-handler-stdout.log に timeout: ... などと表示されている

センサーとのBLE接続確立に失敗している可能性があります

  1. しばらく待つ (再接続するため)
  2. データ収集プロセスを再起動する (チューターにご相談ください)

これらで対処可能です